04784-170602 SONYのICレコーダ「ICD-TX650」を襟に
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shioがレコーダを使う目的はただ一つ。自分の授業を録音するため。
大学教員の中にはあらかじめ「講義ノート」を作成し、それを半ば読み上げるような「講義」する人がいます。shioはそういう「講義」をしたことが一度もない。
なぜならshioが行なっているのは「講義」ではなく「授業」だからです。shioが一方的に喋り続けることはまったくない。学生たちに問いかけ、学生たちが答え、学生たちの疑問を喚起し、学生たちが質問をし、学生たちの興味を呼び起こし、「?」を引き出したうえで、shioが思考手順を示し、学生たちが自分で思考する手順を学生たちと一緒に辿り、学生たちが自分で解(快)にたどり着けるよう導くのがコーチとしてのshioの役割であり、それが教室で行うべき「授業」だから。
したがって、シナリオは存在しない。問いかけに対する学生たちの反応に応じて、shioが発する次の言葉は異なる。すべてがアドリブ。
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そこで授業の記録が欲しい。アドリブは一度きり、オンリーワンだから。
記録の一つは学生たちのノート。学生たちが共同でScrapboxに記録するノートがありがたい。もう一つが音声の録音。聞き返すことはほとんどないけれど、記録としては保存したい。 そのため、レコーダを使う。最近ではiPhoneのボイスレコーダを常用していますが、やはり教卓に置いたiPhoneでの録音には限界がある。shioが教室内をあちこち歩き回っているので、音声が録音できない場合があるからです。
そこでレコーダを身に付けたいと思うのですが、なかなかしっくりくるモデルがありませんでした。6月2日、TASCAMから発売された「DR-10L」を見るためにヨドバシカメラに行ったものの、ピンマイクのケーブルが異様に長く、音質も良くてファイルサイズが大きいため、購入を躊躇しました。店員さんと話しながら店内を見ていて目に留まったのがSONY「ICD-TX650」。 https://flic.kr/p/Ua6UBX https://c1.staticflickr.com/5/4217/34233552973_51f01e57c4_k.jpg
他社製品はほとんど電池式(または充電電池式)なので、分厚い。SONY「ICD-TX650」はUSB接続の充電バッテリ式なので薄くて軽い。本体裏にクリップがついていて、そのままポケットにつけられる。そうそう、このようなクリップが欲しかった。7.4mm薄さ、29gの軽さ。 購入して研究室で試用していて思いついたのが、襟。そうだ、シャツの襟につけたらいいはず。
早速、録音テスト。シーンセレクトは「胸ポケット」。録音モードは「MP3 192kbps」。録音タイマーがついていて「○分後から録音開始」とセットできる。
とてもいい感じで録音できました。しばらくこの方法で録音してみます。
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